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「豊岡市」は、忠臣蔵で有名な「大石内蔵助」の妻「りく」の生誕地です。
「大石りく」がなくなってから285回忌に当たる今年は「新型コロナ感染拡大防止」のため法要などは中止になりました。
例年義士討ち入りの日に当たる12月14日に行われていた義士パレードなどでにぎわう赤穂市の「赤穂義士祭」も今年は大石神社、花岳寺で行われる義士追慕の祭典及び法要のみになるとのことです。
豊岡市日撫(ひなど)にある「正福寺」の本堂は閉じられたままですが、「遺髪塚」は自由に参拝することができます。

「りく」里帰りの旅姿をイメージした母子像

作家「平岩弓枝」さんの「花影の花」文学碑

高浜虚子と親交の深かった俳人「京極杞陽(きよう)」の句碑

「りく遺髪塚」がある正福寺

正福寺墓地にある「りく遺髪塚」
夫である内蔵助の明かせない心中を理解し、討ち入りを陰で支えた「りく」、わが子を守り三男「大三郎」を広島・浅野家に仕官させ、その行く末を見届けた「りく」。

「りく生誕地」付近の案内板

「元禄時代の城下町絵図」

「りく」は、寛文9年(1669年)の生まれですが、これは京極高盛が京都府田辺(舞鶴市)から豊岡に移封された寛文8年(1668年)の1年後になります。
りくの祖父、石束源五兵衛毎術(つねやす)も京極家に従って豊岡にきました。

養源寺にあるりくの祖父「石束源五兵衛毎術」の墓碑
京極高盛は、藩の財政安定のため「やなぎごおり」の生産に力を入れ、藩財政の安定に努めました。
京極藩家老職の毎術もともに尽力したことと思います。
「豊岡市史上巻」によると、毎術の孫にあたる「りく」の兄毎明(つねあきら)は、父・毎公(つねとも)を継いで家老職に就きますが、後継者問題から享保の減知により京極藩が3万5千石から1万5千石に減封されたことに伴い、享保12年(1727年)に、家老の毎明も禄が1200石から500石になりました。
このため、毎明は率先して藩の財政を救うため質素倹約と産業振興に努め、「やなぎごおり」の生産と販売により一層の力をそそいだ、と記述しています。
「石束家」をとおして、「りく」と「やなぎごおり」、これから発展する「豊岡のかばん」と、その思わぬつながりが見受けられます。
「大石りく」について詳しいことは、「豊岡観光こばなし」のページをご覧ください。
「豊岡かばん」のルーツも訪ねてみてください。
竹田城跡へ車で来られた方が利用される「山城の郷駐車場」があるのは「殿」という地区なのですが、
その地区内に「乳の木庵と大銀杏」というスポットがあります。

この銀杏の木は樹齢800年、樹高20メートル、周囲8メートルあります。
昔から、母乳の出がよくない母親たちが、この木の一部を削り、薬として飲用していたそうです。銀杏の気孔のことを「チチ」とよぶ、その言葉との関連付けから生まれた信仰なのかなと思っています。

銀杏の紅葉は少し終わりかけで、階段の所から黄色いじゅうたんが一面に敷き詰められていました。
銀杏の横には庵があり、周囲には多重塔の残欠、五輪の塔、地蔵菩薩などが祀られています。
竹田城跡でお写真を撮られたあと、お時間がありましたら少しだけ足をのばしてみてください。
山城の郷を出て県道136に出たら左へ、300メートルほど行けば近畿自然道の小さい標識があるので右に曲がってください。今の時期なら銀杏の黄色い葉が目印になってくれます。
★December Takeda Castle opening hours:
10:00am ~2:00pm (enter the gate before 13:00)
★January 1st only opening hours:
5:00am~2:00pm (enter the gate before 13:00)
★January 2~3 opening hours:
10:00am ~2:00pm (enter the gate before 13:00)
★January 4~ February 29: Takeda Castle is CLOSED
*’Ekiura mountain trail’ and ‘Hyomai shrine mountain trail’ are closed in December ~ January 3rd. Only West trail (via Yamajironosato) is open.
*Tenku bus doesn’t run in winter.
*If the weather condition is bad, the castle may be closed.
竹田寺町通りの紅葉もだんだんと深さを増してきました。
案内所を閉めたあと、すでに暗いのを無理やりに撮ったものですが

寺町通りの晩秋の夕暮れ。
永遠に記憶しておきたいような刹那の風景です。

竹田城跡のある朝来市和田山町は、冬には積雪・凍結のある気候にあります。
そのため、12月1日から1月3日までは、例年通り竹田城の観覧時間は午前10時から午後2時まで(最終登城は午後1時)となります。城跡に登れる時間が大変短いのでお気をつけ頂きますようお願いいたします。
天空バスの運行は11月30日までとなります。12月には運行しておりません。
また、駅裏登山道および表米神社登山道はご利用できません。JRでお越しの方は、タクシーで中腹駐車場へ行っていただくようになりますので、ご注意ください。
| 項目 |
内容 |
| 登城コース |
山城の郷登山道からのみ登城可能です
※駅裏登山道、表米神社登山道等はご利用できません。 |
| 登城方法 |
【方法1】山城の郷登山道から徒歩による登城。
【方法2】タクシーまたは貸切バス(チャーターバス)→竹田城跡中腹タクシー乗降所にて下車→下車後徒歩による登城。
(注意)西登山道へ乗り入れ可能な車両は、朝来市またはその近隣市町業者のタクシー・貸切バスに限ります。
(注意)天空バスは、運行されません。 |
| 入城禁止の場合 |
・気象警報が発令された場合
・城跡内や登山道に雪が積もっていたり、または凍結していた場合
・その他、竹田城跡への登城が危険と判断された場合 |
- 積雪等により閉山が決定された場合は朝来市役所・竹田城跡公式HPにてお知らせいたします。
- 1月1日(水)のみ、観覧時間はAM5:00~PM2:00までとなります。
- 条件付き開山中の、「チャーターバス」「タクシー」での今季の乗り入れは12月28日(土)まで。
- 積雪等の状況により入山できない場合、車両の乗り入れをお断りする場合もありますので、予めご了承ください。
11/16(土)~12/9(月)
養父市立全天候運動場交流会館ロビーにて「渡辺うめ人形特別展」開催!!
養父市所蔵の作品の中から選び抜いた約35点を展示します

渡辺うめさんは、記憶の中の日本の農村風景を人形で再現しました。
私たちが忘れかけている日本の原点・昔の農村の暮らしを今に伝え、
家族の温もりを感じさせてくれる人形展です。
ぜひこの機会にご来場ください!!
【期間】令和元年11月16日(土)~12月9日(月)9:00~17:00
【会場】養父市立全天候運動場交流会館ロビー
【入場料】無料
【お問い合わせ】養父市立 全天候運動場
TEL 079-663-2021
【イベントチラシ】渡辺うめ人形特別展(PDF)