ルートガイド |
|
「吉滝キャンプ場コテージ村管理棟」をスタートし、舗装された坂道を下って3分ほど歩くと「吉滝キャンプ場展望台」に辿り着きます。標高620mの高地にあるキャンプ場であるため、小代区内が一望でき、夜は美しい星空に包まれ、明け方には雲海に出会えることもあります。 |
|
「吉滝キャンプ場展望台」から、さらに舗装道を5分ほど下っていくと、三叉路に出ますので、そこを右に曲がって道なりに歩きます。 |
|
10分ほど進むと再び三叉路に辿り着きますが、「吉滝」方面の看板を右に進んでいきます。 |
|
そこから10分ほど進むと駐車場が見えてきますので、その先の「吉滝」へと続く遊歩道へと入っていきます。遊歩道へ入ると両サイドにはスギやケヤキなどの巨木が出迎えてくれます。 |
|
5分ほど下ると左側に約130万年前に噴出したとされる「貫田玄武岩」があり、水にぬれて黒く光る溶岩と、周りの植物の緑とのコントラストは見事です。「貫田玄武岩」を過ぎると間もなく「吉滝」へと誘うコンクリート橋に差し掛かります。この橋から見る渓谷の美しさにしばし見とれてしまうかもしれません。 |
|
そこから裏見の滝と呼ばれる「吉滝」へと進んでいきます。兵庫県指定天然記念物「吉滝」は、上段23m、下段5mの高さがあり、裏側からも見ることができる県唯一の滝です。両側の岩盤の割れ目からは「金滝」と「銀滝」と呼ばれる細い滝が流れ、金粉や銀粉がきらめいているように見えます。滝の裏側にあたる滝壺の奥は小さな洞窟のようになり、そこに霊験あらたかな吉滝神社があります。ここが良縁のパワースポットと言われており、カップルで吉滝に来てこの神社にお参りすると、恋愛が成就するといわれています。 |
|
「吉滝」から元の道を20分ほど戻ると、右側に緩い傾斜した丘とため池が見えてきます。「嶋地池と放牧場」です。地すべりによってできた緩傾斜地とくぼ地で、クロボク土の畑で高原野菜が栽培され、丘上の牧草地では「但馬牛」が放牧されています。後方には鉢伏山、瀞川平が眼前に広がり蘇武岳も見渡すことができ、絶景スポットのひとつとなっています。 |
|
元のルートを戻れば終点に到着します。 |