ルート紹介

江戸時代に城下町として栄えた姿を今も残す村岡。山名氏が陣屋を構え、奥方部屋などが残る「御殿山公園」や、川筋の情緒や武家屋敷など当時の面影が残る古い街並みが、あなたを歴史の世界へといざないます。





距 離

約4.5km

所要時間

徒歩約1時間30分

難易度

★☆☆

起終点

香美町役場村岡地域局

道の状況

アスファルト・土・コンクリート

道標の有無

なし

リフレッシュポイント

《トイレ》香美町役場村岡地域局、御殿山公園、民俗資料館まほろば

《休憩所》御殿山公園、民俗資料館まほろば


★☆☆ 平坦なコース(標高差100m以下)または5km以下

★★☆ 少し起伏のあるコース(標高差500m以下)または10km以下

★★★ 起伏があるコース(標高差500m以上)または11km以上


ルートガイド
「村岡地域局」をスタートし、国道482号を3分ほど進むと、平安時代に創建され、江戸時代に山名氏より守護神として厚く敬われた「黒野神社」に辿り着きます。ここには、大名行列の諸具をはじめ、多くの遺品が保存されており、国指定重要文化財の「釈迦十六善神像図」があります。(「釈迦十六善神像図」の拝観は事前予約 TEL. 0796-94-0432 が必要。)
「黒野神社」から老人ホーム前をUターンして5分ほど進み、左に小径を少し登ると「壷渓御廟」に辿り着きます。この御廟には、三代矩豊など歴代の村岡藩主が安置されています。
元の道に戻り、門のある階段を登っていくと、御殿山へと続く小径に辿り着きます。この道を5分ほど登っていくと、大手門や陣屋跡、十一代義済などが奉安されている「桜山御廟」や石垣などを見ることができます。「御殿山公園」からは村岡の城下町を一望でき、春には桜の名所となっています。
「御殿山公園」からコンクリート道を5分ほど下り、国道9号を横断すると、旧美方郡役所として使われていた擬洋風の建築物「民俗資料館まほろば」に辿り着きます。ここでは、村岡で出土した古墳関連の品々を観覧することができます。
「民俗資料館まほろば」からすぐ横の脇道に入り、左に進んでいくと、城下町らしい四方八方に伸びていく街中の枝道が続いています。枝道を5分ほど歩き、郵便ポストのある道を左に曲がると「大運寺」に辿り着きます。
「大運寺」から3分ほど進み、但馬銀行の手前の細い脇道を左に進んでいくと、左手に山名氏歴代の菩提寺として開かれた「法雲寺」が見えてきます。「法雲寺」の「山名蔵」には、徳川秀忠公から拝領した膳具や、山名家秘宝類や武具など数百点が展示してあります。「法雲寺」から直進して間もなく「武家屋敷」が右側に見え、この一帯は、川筋の情緒や古い街並みなど、城下町として栄えた当時の面影を残す風景に包まれています。
ゆっくりと街歩きを楽しんだあとは、少し足を延ばして、一杯ごとにペーパードリップするコーヒやゆっくりとした時間を過ごせるカフェ「森ちゃんの隠れ家」へ。「武家屋敷」を過ぎてすぐの三叉路を左に曲がり、橋を渡ってすぐに左へ曲がります。川沿いを2分ほど歩いて右に曲がると「厳浄寺」に辿り着く。「厳浄寺」から5分ほど広い道を直進すると、五差路に辿り着きます。五差路を左に曲がり2車線道路(歩道あり)を5分ほど進むと右手に「森ちゃんの隠れ家」が見えてきます。「森ちゃんの隠れ家」前の三叉路を左に曲がって道なりに進むと3分ほどで「村岡温泉」に辿り着きます。豊富な湯量で源泉かけ流し、総大理石のゆったりした浴槽が自慢の温泉で、ゆっくりとウォーキングの疲れを癒すことができます。「村岡温泉」から「森ちゃんの隠れ家」を経由して、五差路まで戻ります。五差路を直進して7分ほどで終点に辿り着きます。

ガイド情報

香美町ウォーキングネットワーク会議事務局 TEL. 0796-36-2467(香住B&G海洋センター内)/無料

交通アクセス

*列車・バス: JR八鹿駅、(全但バス)村岡地域局停留所 下車

*車:香美町役場村岡地域局

注意事項

お問い合わせ

香美町役場 村岡地域局 TEL. 0796-94-0321