ルート紹介

養蚕の神様と言われた上垣守国翁の善行と功労を讃えた記念館及びかいこの里交流施設をスタートし、江戸時代から昭和まで兵庫県下で最も養蚕が盛んだった町を周遊するルートです。平成29年7月には、大杉地区中心部が国の伝統的建造物群保存地区に選定されました。特に三階建養蚕住宅が多く造られ、全国的にみると極めて珍しい地区です。





距 離

約5km

所要時間

徒歩約3時間(体験、見学など含む)

難易度

★☆☆

起終点

起点:かいこの里交流施設/終点:木彫展示館

道の状況

アスファルト

道標の有無

あり

リフレッシュポイント

《公衆トイレ》かいこの里交流施設、分散ギャラリー「養蚕農家」、木彫展示館

《休憩所等》かいこの里交流施設、分散ギャラリー「養蚕農家」

《休憩所等》かいこの里交流施設、分散ギャラリー「養蚕農家」、shop&kafeがあぶう


★☆☆ 平坦なコース(標高差100m以下)または5km以下

★★☆ 少し起伏のあるコース(標高差500m以下)または10km以下

★★★ 起伏があるコース(標高差500m以上)または11km以上


ルートガイド
起点は養蚕の神様と言われた上垣守国翁の記念館及び蚕の加工商品や体験ができるかいこの里。かいこの里では、蚕の繭で作った繭人形などの販売や、蚕の餌でもある桑の葉を使用した、桑の葉うどん、桑の葉茶などの食事ができる。上垣守国記念館は、養蚕農家住宅の伝統工法(中三階と呼ばれる三階建て住宅)を採用し建築され、ちょっとした養蚕農家体験が可能です。
上垣守国記念館から県道側へ1kmほど歩くと、高さ約5mはある巨大蚕のモニュメントが出現します。蚕の街としての案内役。足の短い白くて大きな蚕が空を飛んでいるようにも見えます。
巨大蚕のモニュメントを右折して約2km歩くと、市内の小学生が描いた絵を使用した看板があり、その看板のすぐそばの橋(大町橋)を渡り約1km歩くと、ふるさと交流の家いろりが現れます。これは、三階建養蚕住宅の1階を利用した簡易宿泊施設。食材を持ち込んで自炊ができます。
さらにしばらく進むと右手に分散ギャラリー「養蚕農家」があります。そこは、三階建養蚕住宅を利用した美術館。絵画や彫刻など、アートの展示や販売も。建物は、江戸後期の茅葺二階建の農家を大正2年に養蚕のために瓦葺三階建に改修しています。カフェもあり見学だけでも可能。
さらに進むと、明治後期に建築された二階建の旧栃尾医院を改修した木彫の美術館があります。平成6年から始まった日本で唯一の木彫コンクール「公募展木彫フォークアート・おおや」の歴代優秀作品を常時展示しています。

ガイド情報

申込み先:大杉伝統的建造物群を守る会 TEL. 079-669-0026(分散ギャラリー「養蚕農家」内)/金額:要相談

交通アクセス

*列車・バス:JR八鹿駅→(全但バス)→停留所「上蔵垣」下車

*車:かいこの里交流施設 駐車場

注意事項

(かいこの里交流施設)
3月~12月土曜日のみ開館 TEL:079-669-1580
6月ごろのみ蚕の掃出しなどが見学可能

(上垣守国記念館)
水曜日~日曜日 開館 
年間を通して養蚕農家の伝統的道具や建物の見学は可能

(ふるさと交流の家いろり)
見学・利用希望者は分散ギャラリー養蚕農家へ

(分散ギャラリー養蚕農家)
休館日は月曜日 TEL:079-669-0026

(木彫展示館)
休館日は月曜日と火曜日
入場料は中学生以上200円、小学生100円
TEL:079-663-8070

お問い合わせ

やぶ市観光案内所 TEL. 079-663-1515