ルートガイド |
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JR諸寄駅の古い駅舎の向かいに、山陰海岸ジオパーク散策モデルコース「浜坂・諸寄コース」の看板があります。まず、この看板でコースを確認して歩き出しましょう。諸寄はかつて風待ち湊として栄えた漁業の村でもありますが、多くの偉人(歌人・前田純孝(まえだすみたか)、社会教育者・篠原無然(しのはらむぜん)、画家・谷角日沙春(たにかどひさはる))を輩出しており、彼らにまつわる石碑を巡るのも面白いです。スタートしてすぐ左手に、飛騨聖人と呼ばれた篠原無然の記念碑があります。 |
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JRの小さな鉄橋をくぐり直進し、二つ目の小さな交差点を左折すると左に簡易郵便局。その前に篠原無然の生誕地碑があります。 |
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左手に進むと為世永(いよなが)神社の社務所があり、風待ち湊として栄えたころの船絵馬が奉納されています。 |
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社務所を出て右折、つきあたりを右折して進むとグラウンドの奥に「諸寄基幹集落センター」〈前田純孝資料室〉があります。与謝野晶子に「東の啄木、西の純孝」と呼ばしめた前田純孝と与謝野鉄幹の歌碑があります。 |
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資料室を出て右折、細い道を登り突き当たりを左折、まっすぐ行くと大栃川にあたります。 |
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橋の手前を右折し、国道178号をわたり、トンネル手前を右折すると諸寄港になります。付近は、日本海航路が盛んだったころの家並みを残しています。左手の石段を登ってみましょう。町を見下ろす高台に、海の神様を祀る「為世永神社」があります。境内の玉垣には旧国名と寄進した船主の名が刻まれています。 |
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石段を下り、港に沿って進むと小船が並ぶ港の西端に到着。小山(日和山)の上には灯台があり、その下に広がる岩場には、かつて北前船を係留した棒杭の穴が幾つも残っています。時間があれば、棒杭の穴を探してみましょう。 |
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Uターンして、対岸の塩谷浜をめざします。国道178号を東進すると大型の底引き網漁船が係留される漁港に続き、雪の白浜と呼ばれた砂浜が見えてきます。漁港の東岸、砂浜の手前に漁港公衆トイレがありますが、終点までトイレがないので、ここを利用しましょう。また、名物の焼きちくわの製造販売の店がありますので、お腹がすいたら1本おやつに召し上がれ(ショートコースは、ここからゴールの諸寄駅へ)。砂浜を歩くのも面白いです。波打ち際で貝殻を探すのもひとつの楽しみ。信号のある交差点にある小公園に前田純孝の歌碑があります。 |
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信号を右折し、道なりに左に進めば、国道の下をくぐる道があり、波の寄せる海岸沿いのくねくね道を進めば、塩谷浜です。 |
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B&G海洋センター前の遊歩道を進めば、右手に小さな洞窟・海食洞です。波の力でえぐられた洞窟は、入口より内部の方が広く、大人が数人入ることができます。真っ暗なので頭上の落石に注意が必要です。 |
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いったん178号の信号まで戻り、さらに坂道を登りきると城山園地の入口です。つづら折りの舗装道路を登ると城山園地展望台、諸寄と西に海金剛の絶景が開けます。東屋やベンチもあり、絶好の写真撮影ポイント。 |
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復路は、往路を戻り、焼き竹輪製造所の手前を左折し、直進すると駅に到着します。 |