ルート紹介

平安時代(848年)、慈覚大師によって開湯されたと伝えられる湯村温泉。98℃の高温泉が自然に湧き出し、温泉とともに生きてきたまちの歴史が感じられます。山陰海岸ユネスコ世界ジオパークの湯村温泉をゆったり巡り、足湯や日帰り温泉施設で疲れた足や体を癒してください。





距 離

往復約1.5km

所要時間

約1時間(施設鑑賞時間を除く)

難易度

★☆☆

起終点

全但バス湯村温泉営業所

道の状況

アスファルト

道標の有無

あり

リフレッシュポイント

《公衆トイレ》夢千代トイレ、湯村温泉ポケットパーク、薬師湯

《休憩所など》湯村温泉ポケットパーク、おばぁカフェ

《商店》荒湯センター、栃泉(地熱洞)


★☆☆ 平坦なコース(標高差100m以下)または5km以下

★★☆ 少し起伏のあるコース(標高差500m以下)または10km以下

★★★ 起伏があるコース(標高差500m以上)または11km以上


ルートガイド
起終点となる全但バス湯村温泉営業所は国道9号沿いにあり、湯村温泉の玄関になっています。国道を横断して少し進むと、左手に湯村温泉を開湯したと伝えられる薬師如来(慈覚大師)を祀る「薬師堂」があり、境内には松尾芭蕉の句碑があります。
さらに進み、石段を下ると右手に湯村温泉ポケットパーク。ここには「湯時計」と泉源の一つ「株湯」があり、憩いの場所になっています。湯時計に立つ慈覚大師像は、災いを避けるために錫杖と独鈷を持っています。足元にお湯をかけて、旅の安全を願ってみてはいかがですか。
ポケットパークから春来川沿いに左折すると、もうもうと湯けむりが立ち上る泉源「荒湯」に到着。98℃の高温泉が毎分470リットルも湧き、一般に開放されています。誰でも玉子や野菜を茹でることができ、周辺の土産店には卵などが販売されているので、ぜひ湯がき体験を。足湯を楽しむ観光客も多くみられます。
来た石段を戻り、橋を渡った左手に杜氏館がある。100mほど直進すると、「おばぁかふぇ」と「夢千代館」があります。おばぁかふぇで栃おはぎとお茶で休憩するのもよし、夢千代館で昭和にタイムスリップしたような感覚を味わうのも楽しいです。
夢千代館の建物横の通路から裏へまわると、足湯「アオギリの湯」、夢千代橋を渡ると日帰り温泉施設「薬師湯」。
夢千代橋から川沿いの散歩道へ下り、さかのぼると「ふれあい手形散歩道」です。湯村ゆかりの芸能人や文化人の手形を見ながら進んでいくと、荒湯まで戻ってきます。
ポケットパークと階段を通過し、一つ目の交差点を左折すると、63か所もの源泉がある商店街、中町通り。
国道9号の橋の下をくぐり、道なりに左へ曲がって坂を上ります。突き当りが八幡神社です。境内の五輪の石塔は、イボが治る『イボ神様』として親しまれています。
神社から右奥へ抜けていくと、リフレッシュパークゆむら、8つの健康風呂や露天風呂がある自然の中の温泉公園です。お腹がすいたら隣接するレストラン楓で、厳選された但馬ビーフを味わいましょう。道路を下ると、ゴールの全但バス湯村温泉営業所はすぐそこです。

ガイド情報

申込み先:湯村温泉観光協会 TEL. 0796-92-2000/1,500円(45分)

交通アクセス

*列車・バス:JR浜坂駅→全但バス湯村温泉バス停 下車/JR八鹿駅→全但バス湯村温泉バス停 下車

*車:町営北駐車場、町営東駐車場

注意事項

冬期積雪時は長靴が必要

お問い合わせ

湯村温泉観光協会 TEL. 0796-92-2000