ルート紹介

「空中列車」としての眺望も美しい余部橋梁。「空の駅」では鉄橋跡を歩くことができます。森林浴と余部橋梁や日本海などを景色を眺めつつ「たかのすの森」をこえると、鎧駅からの見渡す絶景が待っています。ウォーキングと空中列車が一度に楽しめるコースです。





距 離

約4km

所要時間

徒歩約1時間30分

難易度

★☆☆

起終点

道の駅あまるべ

道の状況

アスファルト・コンクリート・砂利道

道標の有無

なし

リフレッシュポイント

《トイレ》道の駅あまるべ、JR鎧駅 《休憩所》たかのす展望台


★☆☆ 平坦なコース(標高差100m以下)または5km以下

★★☆ 少し起伏のあるコース(標高差500m以下)または10km以下

★★★ 起伏があるコース(標高差500m以上)または11km以上


ルートガイド
「道の駅あまるべ」をスタートして国道178号を横断し、川にかかった朱色の橋を渡ると余部の海を見守る「弁天さん」が出迎えてくれます。
そこから集落内を5分ほど進むと「たかのすの森」へとつづく遊歩道に辿り着きます。九十九折の土道を15分ほど登ると、余部橋梁付近が見渡せる「五反畑展望所」、さらに5分ほど歩くと「松ヶ崎百層崖」を眺望できる展望所があります。
そこから5分ほど進んだ「たかのす展望台」で一息入れましょう。
「たかのす展望台」から遊歩道を15分ほど下り右手に進むとJR鎧駅に着きます。鎧駅は「青春18きっぷ」のポスターや、朝の連ドラ「ふたりっ子」などの撮影にも使われた無人駅で、1番線ホームからは眼下に透明度の高い海と鎧港など日本海の絶景が広がっています。また、GW期間中は鎧港の上空を気持ちよさそうに泳ぐ約80匹の鯉のぼりを見ることができます。
駅から集落内へと続く坂道を下り、対岸に見える「十二神社」に参拝し、しばらく鎧の漁村風景を楽しんだあと、再び鎧駅へと戻ります。
鎧駅からJR山陰本線の列車に乗車(乗車は5分程度)し、余部駅を目指す。余部橋梁と余部の海を眺めながら、列車が空中を走っているかのような錯覚を楽しむことができます。餘部駅で降りると、空の駅で余部のまち展望を楽し見ましょう。明治45年から約100年の間、山陰本線の運行を支えてきた余部鉄橋ですが、老朽化のため平成22年にコンクリート橋に架け替えられ、現在は3本の橋脚が保存されて展望施設「空の駅」として生まれ変わりました。平成29年9月にはエレベーター「余部クリスタルタワー」ができました。
「空の駅」から急な坂道を5分ほど下ると、終点「道の駅あまるべ」へと戻ることができます。ここは、素朴な「船小屋」をイメージし、田舎のゆったりとした時間の流れをモチーフにした施設で、見上げると高さ約40mの余部橋梁を列車がゆっくりと走る姿を眺めることができます。地域振興施設の「余部村魚菜店」では、日本海でとれた新鮮な魚介類や地元農産物、余部鉄橋グッズなどを販売しており、お食事コーナーで日本海の旬の味が楽しめます。

ガイド情報

香美町ウォーキングネットワーク会議事務局 TEL. 0796-36-2467(香住B&G海洋センター内)/無料

交通アクセス

*列車・バス: JR香住駅、(全但バス)あまるべ浜停留所 下車

*車:道の駅あまるべ

注意事項

たかのす遊歩道については積雪時不通

お問い合わせ

香美町役場 観光商工課 TEL. 0796-36-3355