ルート紹介

リアス海岸の入り江にある集落「三尾」。集落に続くトンネルを抜けると眼前に雄大な風景が広がります。かつては海上からしか容易にアクセスできなかったこの地域には、数多くの伝説や美しい自然の風景が残されています。山陰海岸ユネスコ世界ジオパークの中心にあるこの地域は地質遺産の宝庫です。





距 離

約11km/ショートコース約3km

所要時間

約3時間/ショートコース約1時間

難易度

★★☆(ショートコース★☆☆)

起終点

起点:町民バス小三尾バス停/終点:町民バス三尾バス停

道の状況

アスファルト・土

道標の有無

なし

リフレッシュポイント

《トイレ(施設開館時のみ使用可)》御火浦コミュニティセンター、御火浦集会所

《休憩所など》ベンチ程度


★☆☆ 平坦なコース(標高差100m以下)または5km以下

★★☆ 少し起伏のあるコース(標高差500m以下)または10km以下

★★★ 起伏があるコース(標高差500m以上)または11km以上


ルートガイド
町民バス小三尾(こみお)バス停に降りると、小三尾の石仏群があります。江戸時代に土石流で海に流され、村人が見つけ出した48体の地蔵があります。
道路を約1km上ると、昭和27年完成の旧三尾トンネルと昭和57年完成の新三尾トンネルが並びます。振り返って海側を見ると、三尾大島が浮かぶ雄大な景観が眼前に広がります。
700mほど戻り、左カーブの細い道を下って小三尾の集落へ。左手に三柱神社があります。参道には不思議な模様の流紋岩の鳥居跡、拝殿の天井には人・動物・花鳥の絵馬、拝殿通路には龍の絵馬があります。
石段を下りて小さな漁港へ。坂を上った先の交差点横、展望公園からは三尾大島付近の景色を一望できるほか、日本海が開くころにできたマグマの通り道「岩脈」を見ることができます。
展望公園の山手、急な斜面を登れば「影岩(かげいわ)稲荷」、岩窟内にある檜づくりの神祠は必見です。
展望公園へ下り、日本海の絶景を左手に眺めながら道を進み、集落入口の三叉路を左へ。
正面に大三尾の港が見えてきたら御火浦集会所の前を通り、海岸に沿って遊歩道を進むと「長崎鼻」到着。遊歩道は狭く、海側は絶壁なので足元に注意しましょう。長崎鼻は三尾大島に最も近く、柱状節理の美しい流紋岩の岩肌が見えます。島の奥には厳島神社があり、航海安全の神として信仰されています。
港へ戻り、水路に沿って地区内へ左折し、100段以上の石段を登ると大三尾の氏神、八柱神社があります。ショートコースはここから三尾バス停に戻ってゴールです。(ショートコース終了/約3km)
三尾地区内の道を水路に沿ってさらに上り、三叉路を左折します。約1.5km歩いた右手に「不老の水」が岩盤の割れ目から湧いています。歩みを進めると、鋸岬(のこぎりみさき)や下荒洞門(したあらどうもん)が見える展望台に到着。名勝・但馬御火浦(たじまみほのうら)の絶景を堪能しましょう。帰りは往路を三尾バス停まで歩きます。

ガイド情報

申込み先:新温泉町役場商工観光課 TEL. 0796-82-5625/3,000円(2時間/人数、時間による)

交通アクセス

*列車・バス:町民バス小三尾バス停 下車
※町民バスは土日休日運休、平日も便数少ないので確認のこと。自家用車が便利。

*車:三尾商店駐車場

注意事項

コース内に岩礁等があるので運動靴が必要

お問い合わせ

新温泉町役場商工観光課 TEL. 0796-82-5625